歯みがきの心構え
継続は力なり
「ローマは一日してならず」という有名なことわざがあります。ローマという都市が一日で完成しないように、どんなことも短期間では成就しません。歯磨きについても同じことが言えます。一日歯磨きをしただけで、十分な虫歯予防ができるはずがありません。もしそれが可能なら、今ごろ誰一人虫歯に悩まされることがないし、虫歯という概念自体が存在しないでしょう。
今一度、基礎基本に戻って振り返ってほしいのですが、長期的な虫歯予防として、最も欠かすことのできないケアは何でしょうか。もう、答えはお解かりですね。そうです。歯磨きです。歯磨きこそが、虫歯予防の原点なのです。
それもその場凌ぎ的な歯磨きではなく、コンスタントに行う歯磨きです。人間は食事を摂らないと生きていけません。一日のどこかで、必ず食事を取らないと餓死します。でも、食事を摂れば口内は酸性になり虫歯になりやすいため、食事の度に必ず歯磨きが必要です。
こうなると、一回の歯磨きだけでは虫歯を予防できず、毎日歯磨きを続けていかないといけません。その中で、細菌の増殖を可能な限り防いでいかないといけません。ゆえにどうしても歯磨きは「継続的」であることが求められるのです。
歯磨きのことを言うと、「馬鹿にしているのか」と感じるかもしれません。でも、どんな世界でも達人は基礎基本を決して馬鹿にしません。むしろ基礎基本だからこそ丁寧で忠実なのです。大リーグで活躍する野球選手なら毎日素振りの練習をするし、大相撲の力士なら、毎日稽古に明け暮れます。歯磨きも然り。もしあなたが虫歯予防の達人になりたいのなら、歯磨きという基礎基本を決して馬鹿にしないことです。