歯みがきの心構え
きめ細かさが大切
仕事も勉強も遊びも、「量」「質」どちらも満足のいくものであれば申し分ないのですが、いつも理想通りになるとは限りません。量ばかりに目がいってしない、質が低下することもあれば、逆に質ばかりに目がいってしまい、量に納得できないこともあります。
歯磨きでも、やはり「量」「質」といったものが関係してきます。もし二つのうち一つだけゲットできるとしたら、どちらを選べば良いのでしょうか。ズバリ言います。「質」です。適当に歯を磨いても、結局口内に無駄な歯垢や食べかすを残すことになります。
仮に一日に10回歯磨きをしたとしても、歯の細部まで入念なケアが行き渡っていなければ、結局は歯磨きをしていないのと同じです。これでは歯磨きをする意味がないし、そもそも虫歯予防という歯磨きの本来の目的を達成できていません。歯磨きの回数は、できれば朝昼夜の3回、最低でも朝夜2回で十分です。
問題は、1回の歯磨きで、どこまで丁寧にケアできるかにかかっています。もちろん、奥歯や歯間など、歯ブラシでは届かない箇所は歯間ブラシを使っても構いません。更に殺菌力を強めるためにフッ素や液体歯磨きを使うのもアリです。 更に余力のある人は、歯垢染色剤を使うと良いです。歯磨き後に使用すると、赤く染まる部分もあります。これは磨き残してしまった部分です。次の日からこの赤く染まった部分を意識して歯磨きをしていけば、徐々に歯磨きの腕も上がり、より密度の高い虫歯予防ができます。
たとえ1回の歯磨きで時間がかかっても、それは全く問題ではありません。むしろ「急がば回れ」の精神で入念にケアすることが、真の虫歯予防へと繋がっていきます。早く走ろうと気持ちばかり焦ってエンストして失格になるF1レーサーより、遅くても確実にゴールするF1レーサーになりましょう。歯磨きは「量」より「質」なのです。