歯みがきの心構え
力をいれすぎない
テニスでは、ストロークやサーブなどボールを打つ行為だけでなく、正しくラケットを持つことも技術の一つと見なされています。どんなにストロークやサーブを必死に頑張っても、ラケットを正しく握れていなければ、ボールがとんでもない方向に飛んでいきます。
歯磨きも同じことが言えます。継続的で入念に歯磨きするのはもちろんですが、歯ブラシの持ち方も効果的な虫歯予防のカギを握っています。歯ブラシの持ち方は何種類かあるのですが、最もポピュラーなのは、ペンを持つ感じで軽く持つ方法です。
この際、肩に力を入れないで、リラックスして持ちます。ポイントは、歯ブラシを手のひらで「握る」というよりは、歯ブラシを指で「支える」ことです。そうすれば、歯ブラシに無駄な力が加わらずに、スムーズにブラッシングができます。
しかし、多くの人が、歯ブラシの持ち方を間違っているのではないでしょうか。言い換えれば、力を入れすぎていませんか。必要以上に力を入れすぎると、歯や歯肉を傷つけてしまいます。そして、次の日に腫れたりします。「歯磨き」という正しい行為をしているのに関わらず、知らないうちに大切な歯や歯肉を傷つけてしまっているのはなぜでしょう。
子供の頃、「よく磨きなさい」と大人に言われたことは多くの人が経験あるでしょう。実は大人の言葉足らずな指導により、「よく磨く」イコール「力を入れて磨く」と勘違いしていたのです。でも「よく磨く」のと「力を入れて磨く」のとは全く意味が違います。今一度、正しい歯ブラシの持ち方を見直してみましょう。くれぐれも、これ以上歯や歯肉を傷つけないようにしたいものです。